株式投資ニュース 3月28日

3月28日(日曜日)の株式投資ニュースです。(23時15分更新)

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【4月相場】「配当取りから値上がり狙い」は本格化するか?=犬丸正寛
日経平均は1万1000円台に乗せた。2008年10月以来、ほぼ1年半ぶりだ。NYダウも08年10月頃の水準を回復した。アメリカ発の「100年に1度」といわれた世界金融不況による恐慌を避けることができた。米中が中心となって政府支出増加策を採った効果が大きかった。 来週は4月相場入り。見所は、『配当取りから値上がり狙いへ』、この流れがどのていど本格化するかという点だろう。前週までは、配当取りの買いが継続した。低金利の時代に3%を超えるような好利回り銘柄が数多くみられた。しかも、...

総務省「自動車関係税制研究会」を立上げ、「地方環境税」への準備促進
総務省は26日、「地方環境税」導入のための研究会を立ち上げ、第1回目の会合を30日に開催すると発表した。名称は「自動車関係税制に関する研究会」(座長・神野直彦・東大名誉教授)。総務省はその趣旨について、次のように語る。 地球温暖化対策を推進するためには、地域において主体的な取組を進め、地球環境に貢献することが求められています。平成22年度税制改正の議論の過程においても、自動車関係諸税について環境への負荷に応じた措置を行うことが必要とされています。 また、「緑の分権改革」にお...

魚力 3月に2店舗出店し、鮮魚小売り店舗の総数は40店舗となる
鮮魚小売りの魚力<7596>(東2)は、3月に2店舗出店。12日に横浜ジョイナス店、19日に埼玉県川越市に新川岸店を出店した。この結果、鮮魚小売り店舗の総数は40店舗となった。 つい最近、カタール・ドーハで開催したワシントン条約締約国会議の第1委員会でクロマグロの漁獲問題が話し合われ、決議次第では日本ではマグロが食べられなくなるかもしれないと話題となった。しかし、日本は中東やアフリカの漁業国の支持を得て、土壇場で巻き返した。同社にとっても主役のマグロの販売量が減少すると全体...

【話題株を探る】カシオ計算機は携帯統合の障害が消え底堅い、中期800円台に復帰も
■減配も消化、スマートフォンなどに期待 カシオ計算機<6952>(東1)は前週末26日の終値が729円(9円高)。順延していた携帯電話事業の統合を3月24日に発表し、材料の出尽くしにはならず、週足が3週続けて13週・26週移動平均線を上回る水準で安定する動きとなった。 3月に入り、配当の減額発表などマイナス材料が続いたが、下値は09年12月の安値603円、今年2月の安値617円でダブルボトム(2点底)を形成、下値を固める動きとなっている。中期的に800円台を回復する相場展開が...

テークスグループ 医療機器業界専用の展示会「MEDTEC JAPAN」 に出展
■提携先のドイツの試験機メーカーZwick社の製品を出展 テークスグループ<7719>(東2)は、医療機器製造メーカーに必要な 「モノ」、「技術」、「サービス」すべてを提供する、年に一度の医療機器業界専用の展示会「MEDTEC JAPAN」 に、提携先のドイツの試験機メーカーZwick社の製品を出展する。 開催日は4月15日、16日の2日間で、開催場はパシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)。同社の出展ブースは、727。 展示製品は、 zwicki-Lin...

アライドテレシスホールディングス 「名古屋支社 静岡営業所」を3月25日に開設
■顧客密着型のサービス体制を充実 グローバル規模で事業展開するアライドテレシスホールディングス<6835>(東2)は、日本での事業拠点を増やし、日本各地での顧客密着型のサービスの充実を今期の重点目標に掲げている。 そのため、日本各地での営業所を開設しているが、今回は、東海地区における販売・サポート強化を目的に「名古屋支社 静岡営業所」を3月25日に開設した。これで、営業所の新設は昨年10月から今年の3月までの期間に6ヶ所新設したことになる。 また、鳩山政権では、診療履歴に基づ...

【話題株を探る】大林組はドバイでの損失を乗り越えるが8週続けて上値上げ小休止も
■425円前後に「雲」が垂れ込める 大林組<1802>(東1)は前週末26日の終値が417円(21円高)。アラブ首長国連邦ドバイでの損失発生・赤字転換が大きな株安にはつながらず、週足で5連騰。8週連続で上値を切り上げ、戻り高値に進む相場となった。 ドバイの新鉄道システムでの損失発生などを要因に、今3月期の赤字転換を前週24日に発表。これを受け、翌25日は一時下げたものの始値と終値が同値となる「十字足」となり、参加者の間では材料に対する受け止め方が拮抗したことを示した。ドバイで...

【株価診断】横浜ゴムが増額を好感し陽線4連騰、移動平均の好転がハマるタイプと
■ゴールデンクロス後150円前後上昇 横浜ゴム<5101>(東1)の前週末26日終値は435円(7円高)。24日に発表した業績予想の増額が好感され、週末にかけて上値を追い、週足は陽線が4本続く4連騰となった。 移動平均線は、13週移動平均線が26週移動平均線を下から上に抜ける動きとなっており、このゴールデンクロス現象が現れた08年8〜9月、09年5〜8月には、ともに150円前後の上昇を見せている。このため、この銘柄に関しては移動平均線による予想がハマる可能性が指摘されている。...

【株価診断】いい生活は売り物の厚さ痛感、記念配も取り終え仕切り直し
■業績は回復傾向で上値は追いやすい いい生活<3796>(東マ)の前週末26日終値は3万9500円(500円高)。創業10周年の記念配当を材料に23日4万4500円まで上げたあとダレ模様となり、週足では続伸ながら上値の重さを感じさせる動きとなった。 創業10周年の記念配当を今3月期末に50円実施し、普通配当と合わせて800円(前期実績は500円)にすると3月18日に発表。これを材料視し、翌営業日から急伸したが、週末にかけては値を消す展開となった。 昨年10月から続く下値もみあ...

サンコーテクノ 国際展示場で開催された「太陽発電システム施工展」に新商品を出展
■「あと基礎アンカー」は設備工事、防水メーカー等の関係者には好評で、注目を浴びる あと施工アンカーのサンコーテクノ<3435>(JQ)は、3月3日から5日までの3日間国際展示場で開催された「国際太陽電池展」に初めて設けられた「太陽発電システム施工展」に同社の新商品を出展した。 新商品名は「あと基礎アンカー」。太陽電池パネルを載せる架台を陸屋根に取り付けるアンカー。従来のセメントを使用した工法に比較すると大幅に工期短縮できることから、「あと基礎アンカー」は設備工事、防水メーカー...

エスプール 4月7日の第1四半期決算発表前にして株価は最安値圏で推移
■業績次第では、株価の反発も エスプール<2471>(大へ)の今10年11月期第1四半期決算発表は4月7日を予定しているが、26日の株価は前日比710円安の2万2800円と過去1年を振り返っても最安値圏で推移している。 人材派遣業を主事業としていたことから、前期の業績は売上高58億1200万円(前々期比13.7%減)、営業利益△4億7800万円、経常利益△5億円、純利益△4億7000万円と上場来初の赤字転落となっている。 果たして、今期黒字転換を実現するための諸策が実施され、...

クレスコ 子会社クレスコ・コミュニケーションズはモバイルコミュニティサイト構築・運用支援サービスを共同で開始
■「一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構」の認定取得に向けたサポート クレスコ<4674>(東1)の子会社クレスコ・コミュニケーションズは、25日にケイビーエムジェイ社とモバイルコンテンツ審査・運用監視機構への申請、認定を目的としたモバイルコミュニティサイト構築・運用支援サービスを共同で開始したと発表。 携帯電話の普及と共に、青少年向けのモバイルコミュニティサイトに対するフィルタリングサービスが原則適用され、フィルタリングサービスの認知、サービス利用者の拡大が進ん...

日清紡HDが新中期計画と自己株の消却を発表、イメージは上昇第3波−−引け後のリリース
■消却割合が約3%ありインパクトも 日清紡ホールディングス<3105>(東1)が26日の大引け後、新中期計画(2010年度〜2012年度)と自己株の消却を発表した。 新中期計画では、環境・エネルギーの事業領域に経営資源を集中的に投下し、太陽電池・燃料電池・電気二重層キャパシタ・カルボジライト・カーボン触媒といった新規事業を育成・強化することで、将来の競争力基盤を構築する。 地域的には、世界経済の成長エンジンが欧米からアジアへとシフトする中、アジアを中心に据えた事業のグローバル...

【増配銘柄を探る】一正蒲鉾が業績回復を還元し2円増配、500円前後まで上値余地
■家庭での食事が増え蒲鉾・チクワなどが好調 一正蒲鉾<2904>(JQ)が26日の大引け後、今6月期の期末配当の増配を発表。これまでの予想を2円増配し、1株当たり8円に修正した。前期実績は5.5円。 同社の12月中間期は、家庭内での食事が増える節約志向を受けて「蒲鉾」「竹輪」部門が総じて順調に推移し、新事業であるマイタケ栽培・販売部門も、新インフルエンザにマイタケが役立つとの一部TV番組の影響で好調に推移。経常利益が前年同期比20.3%増となるなど、急回復を示した。 26日の...

【増額銘柄を探る】ワットマンは経常益が前期比6.8倍の急回復、もみあいの高値めざす
■下期に入り商品・価格戦略が奏功 ワットマン<9927>(JQ)は26日の大引け後、今3月期の業績予想を増額修正した。売上高は計画通りとして据え置いたが、営業利益を19%、経常利益を33%増額。前期比では経常利益が6.8倍となるなど、V字型の急回復になる。 主因は、とりわけ下半期に、積極的な買い取りを継続して商品アイテム数を増加させ、計画的な売価変更による商品鮮度向上に努め、売上高の増加と粗利額・率の向上を図る営業政策を推進したこと、など。 粗利率の向上を受け、営業利益が従来...


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